「あなくつ」のおもちゃばこ

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セルフ化したら雇用が失われるというけれど

ワールドビジネスサテライトの動画って特集とかトレたま以外は1日で削除されちゃうんだね。

ご飯食べながら17日の動画「広がる「セルフ」その先に・・・」という話題を見た。ざっと内容的には、ガソリンとかバイキングとかいろいろなセルフサービスが増えているけど、メリットもある反面、雇用が失われるっていうデメリットもあるよねーってハナシ。

YouTubeに動画はあった

僕が思うに、懸念すべきはそこじゃないと思うんだよね。人間は昔からラクをするために快適になるために道具や仕組みを作ってきたわけで、そしてそれで空いた手間を他に費やせるようになったから発展してこれたんじゃないかな。だから手間をかけない仕組みを作るのは自然な流れで、空いた手間はもっと有用なことに使うべきじゃないかと。雇用が無くなってあーだこーだよりも、職を失った人は仕事を作れ!と。

人間はねー頭をつかうのが一番の能力だと思うわけですよ。機械やコンピュータとかにはできないことをしないとさ!

ま、そんなことを思ったわけです。ねる!

タグ : YouTube,ワールドビジネスサテライト,雇用

2010/11/19 05:30:40 | Trackbacks (0) | Comments (0) | Pastime

FreePascalでクロスコンパイル (その後)

はい、またやってました、クロスコンパイル。ってかこれ今やるべきことじゃないんだけど、FreePascalのメーリングリストで同じように悩みを持っている人がいて、それ見たらなんかやってた(笑)。

過去の戦歴

今回は64bitのLinuxがターゲット。過去の失敗経験をもとにCygwinBinutilsのコンパイルからやってみたら、なんとかうまく行ったので手順を書き記しておく。

binutilsをつくる

  1. Cygwin入っていなければインストールする。インストール方法はネット上にいっぱいあるのでググッてね。
  2. Binutilsのコンパイルに必要と思われるCygwinのパッケージは、「make」「gcc」「cpp」「libiconv」かな。他にもあるような気もするけれど、覚えていないのでエラーになったら適宜追加する感じで。
  3. Cygwinのコンソール立ち上げて、コンパイルで使うディレクトリへ移動
    mkdir -p /usr/local/src/
    cd /usr/local/src/
    
  4. Binutilsのソースを拝借してきて、展開、移動
    wget ftp://ftp.gnu.org/gnu/binutils/binutils-2.20.1.tar.gz
    tar xvzf binutils-2.20.1.tar.gz
    cd binutils-2.20.1
    
  5. x86_64-linuxをターゲットにしてconfigureする
    ./configure --target=x86_64-linux
    
  6. お決まりのコマンドを実行する。ま、これが大体エラーになるから大変なんだけどね。
    make clean
    make all
    make install
    
  7. うまくコンパイルできれば「[Cygwin Dir]\usr\local\bin」においしそうなファイルが!

エラーが起こるとすればconfigureとmakeなので、エラー内容をよく見て必要なパッケージやライブラリを入れていけばいずれはコンパイルできるようになると思われる。

Free Pascalコンパイラを64bit用にコンパイル

コンパイラをコンパイルするんです。(じゃぁそのコンパイラは何でコンパイルされたんでしょう。コンパイラ?じゃぁそのコンパイラは...なんてね)

  1. 「[Cygwin Dir]\usr\local\bin」に生成された下記のファイルを「[Lazarus Dir]\fpc\[FPC Ver]\bin\i386-win32」へコピー
    • x86_64-linux-ar.exe
    • x86_64-linux-as.exe
    • x86_64-linux-ld.exe
    • x86_64-linux-objdump.exe
    • x86_64-linux-strip.exe
  2. 「[Lazarus Dir]\fpc\[FPC Ver]\bin\i386-win32」にパスを通す
  3. FPCのリポジトリからソースコードをダウンロードして適当に展開
  4. コンソールを起動し、展開したフォルダに入る
  5. コンパイルしてインストール
    make clean
    make OS_TARGET=linux CPU_TARGET=x86_64 all
    make OS_TARGET=linux CPU_TARGET=x86_64 \
    	INSTALL_PREFIX=[Lazarus Dir]\fpc\[FPC Ver] install
    
  6. 64bitコンパイラがうまく作成できれば、LazarusのコンパイラオプションからOSとCPUを64bit Linuxにしてコンパイルできるはず

これでWindowsで作成したHello Worldが64bit CentOSで動くようになった! 今回のステップを踏めば別のプラットフォーム向けもできそうだね。

あ、ちなみにLCL(Lazarus Component Library)のクロスコンパイルは試してません。とりあえず今のところ使ってないから、なくていっかな。過去の経験より手をつけるとはまるので。

タグ : 64bit,Binutils,Cygwin,FreePascal,Linux

2010/11/04 06:20:21 | Trackbacks (0) | Comments (0) | Technology

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