ROCKETMAN SHOW!!(J-WAVE)でふかわりょうが大絶賛していたので、古本だけどついでに買って読んでみた。
小説なんて読むのどれくらいぶりだろう。たぶん前回読んだ小説はダ・ヴィンチ・コードかな。久々に読んだ小説だけれど、小説読むのもいいねーって思えた。なかなか面白かったよ。
裏表紙にも書いてあるけれど、絶対に最後の2行を読んではいけない作品。最後の2行+用語解説を読むと、確かにもう一度読みたくなる小説。
個人的には最後の1ページを読まないほうがいいかなって思う。最後の1ページは、「ん?そうだっけ・・・?えー!」って感じ(笑)。そしてその後の用語解説で伏線の全貌が明らかになったとき、伏線の巧妙な仕掛けに感心しつつも、おいコノヤロー(怒)というちょっとした怒りがきたね。
とりあえず、普通に読んだらシンプルな恋愛小説だね。個人的にはたっくん(登場人物)の考え方とか感じ方が、半分くらい・・・いや1/4くらい自分と似るところもあって、ヤキモキしないですんなり読めたな。視点が男側からなので、たぶん同じくらいの年齢の男で真面目(?遊びじゃない軽々しくない的な意味で)な恋愛をしてきた人なら、結構共感できる部分があるんじゃないかな。
ま、とりあえず本じゃないと全然意味をなさないストーリーだね、映画では絶対描けない。あまり詳しく書くとネタばれになっちゃうのでこのくらいにしておくかな。
この記事書きながらこの本に関連することをネットで調べていたら、ネタばらしサイトがあったんだけど、本当にそこに書かれている伏線がすべて仕組まれているとしたら、作者の乾くるみさんはどんだけ頭がいいんだろう!小説とかほとんど読んでいないので、よくわからないけれど、小説にこれだけのトリックが含まれているのが普通だとしたら、小説書く人はマジ天才だわ。
そうそう、それと、作者の乾くるみさんは名前から女性だと思っていたけれど、男性なのね。どうりで男視点で自然にかかれているわけだ。
いやぁ久々に本が面白いと思ったね。こういう小説なら他にも読んでみたいな。だれかお勧めの本紹介してー。
2008/08/05 23:36:16 | Trackbacks (0) | Comments (0) | 未分類
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