仕事のことをブログで書くべきではないと思うが...。
今日行ったクライアントは今まで見た中で一番ひどかったかもしれない。ひどいというか可哀そう。
まず悪いのは本人。パソコンとかインターネットがよくわかっていないのに、営業マンの言う事をホイホイ信じてパソコン・アプリケーションを購入してしまった。しかもシバリの強いリースで。よーく考えてみれば、その人がそこまでのITソリューションが必要でないことは自明である。
次に売った人。どう考えても売りたい商品がその人にマッチしていないことくらいわかるだろう。明らかに相手がパソコン関係に疎いことを逆手に取ってだましに近い状態で買わせている。パソコンとアプリケーションで120万とは、まぁいい商売しているじゃないか。
そしてリース会社。契約の際にリース会社の人も立ちあったらしいが、生活状況を見れば月数万の支払いを継続していくことは難しいことくらい予想できるだろう。ってかあの状況でリースって通るんだな!!
そしてトドメは契約書の内容。リース契約期間が60ヶ月になっていたが、「契約期間終了1ヶ月前までに甲乙のいずれかが異議を申立てしない限り、自動的に1年間延長する」と書いてあった。っておい!完済しても契約きらない限り月額支払い続けるのかいな。回収じゃないのか?これはひどい契約だ。おそらく本人は5年後に解約通告しなければいけないことを忘れているだろうし、そもそも契約するときに気づいてよ。
第三者の目から見れば、あれは完済する前にバンザイしそうな気がする。突如改心して本人が本気になってITを活用しようと努力すれば、支払った対価ぐらいには見合う成果を残せるかもしれないが、希望は少なそうだ。
どうにか助けてやりたいという気持ちもあるが、契約書がある以上どうにもならん。見守ることもできず、見放すしかできないことが本当に虚しい。自分はただ単にネットの設定(ネットの契約もおかしかったがな!)に行っただけなのに、後味の悪い帰りになった。
タグ : 仕事
2010/01/29 19:34:43 | Trackbacks (0) | Comments (0) | Pastime
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